2008年9月5日金曜日

小学生の木曜日2


友達と江ノ島に行ってきた。
小学校のときに引越していったその子とは、
大学のとき10年ぶりくらいに再会した。
鎌倉で待ち合わせて江ノ電でゆらりゆらり。がたたん、がたたん。
窓の外にひろがる海よりも
久しぶりに会った彼女との話がおもしろくて
そちらにばかり気をとられていた。
午前中に雨が降っていたせいで、
ビーチにはあんまりひとがいなかった。
海の家。そういえば海水浴なんて
もうずいぶん長いあいだ行っていない。
少し歩いただけなのに、くたくたになった。
重たい空気があたりにぎゅうぎゅうにつまっている感じ。
夏の終わり。
灯台って好きだ。
灯台ばかり集めた写真集がないか、いま探しているところ。
駅の近くで見た灯台グッズショップライトハウス・キーパーはかなり気になるお店だ。
友達が熱心にカメラのレンズを向けていた先には
カモメが仲良く並んでいた。
銭を洗う。健康によい、運が開ける、声がよくなる、美しくなる
という効能があるのらしい。すごい。ラブとかそういう関係の絵馬。ピンク。
世のなか、愛があふれている。






自販機にミステリー。
押したらファンタが出てきた。
ふつうでよかった。
でもちょっとがっかり。




すみっこにアート。







深緑のTシャツに黒いスカート、
茶色いあみ靴下に金色の靴、
水色のカバンに赤い傘、・・・。
いろいろな色をまとっている自分。
電車の窓ガラスに映る姿をみて
とんちんかんな格好だなあ、と
初めて気がついた。
久しぶりに会うから
へんに気合いが入っていたのかもしれない。
笑いすぎてしゃべれなくなるほどだった。
彼女はわたしがほとんど忘れていた小学校時代のことをよくおぼえていて
そのひとつひとつが、なんだか映画みたいな話だった。
そんなめちゃくちゃだっけ、わたしってそんなんだったっけ、と笑いが止まらなかった。






0 件のコメント:

コメントを投稿