仕事が終わってから電車にとびのり
友達と、よあそびしてきた。
一晩で2人のお住まいにおじゃましたけれども
どちらもおしゃれすぎてびっくりした。
メゾネット、ということばをおぼえた。
同じ仕事をしているのに、この違いはなんだ!?
どうしてこんな暮らしができるんだ!?
わたしもっとがんばれよ、と大いに反省した。
ちゃんとしよう、と思う。
生活をたのしむひとになる。
ひとの部屋っておもしろい。
本棚とか無造作に置いてある雑誌とか
家具や雑貨ひとつひとつに
そのひと、がにじみでている。
撮った写真を束でどっさり見せてもらった。
わたしは写真はデータでしか扱わないけど
きちんと紙焼きするのはひとに見せるのにいいな。
「これいいねぇ」と飾ってある絵を指差したら
友達本人が描いたものだった。
そんな才能があるだなんて知らなかった。
*
なにがしたいのか、
問いかけられて
うまくこたえられなかった。しばらくそんなことわすれていた。
でも好きなものはたくさんある。
現実的であるか、ということのみに支配されないように
毎日に浸かってしまわないように
今を許してしまわないように
日常に慣れてしまわないように
自分がやりたいこととできることとの距離をはかりながら
わたしを世界に示していこう。ひそかに思う。
ただしい心と、ただしい戦略。で。
*
3人で居酒屋でのんだくれて、カラオケ。
嵐とアジカンがアツかった。
さらっと歌って帰るはずが、「お時間10分前です」の電話に満場一致で延長決定。
満場一致って3人だけど。
仕事帰りにのんでカラオケで朝。
友達は「なんかOLっぽいね」と言ってたけど
OLはあんまりそんなことしないと思うな。
平日の明け方のほとんどひと通りのない街を歩いた。
爆笑しながら新聞配達のバイクとすれちがった。
夜と朝の境界線がここに。
友達の部屋に泊めてもらった。午前6時就寝。
○
ひとの部屋はよく眠れる。
翌日の昼に起きて、コーヒーとコーンフレーク。
理想的な朝。朝じゃないけどね。
友達と江ノ島へ。
エスカーに乗らずに展望台。
夕焼け夕暮れ日没を見た。
日の落ちる直前は、加速する。
太陽が動くのを、わたしにもはっきりととらえることができる。
わたしもいま同じこと思った、とおどろく。
地球を感じる。
こわいこわい、と言いながら暗くなった中を歩いた。
たまたま入った道沿いのごはん屋に
ものすごいテラス席があった。海の上。そこから感動的な風景が見えた。
これいいよね、ちょっと、これいいんじゃないの、と
2人で興奮気味に眺めた。
そこで江ノ島丼(卵とサザエの丼。名物?)と江ノ島ビールをのむ。
友達がのんでいた熱燗もいただく。
夜の入り口で、ものすごい贅沢に過ごしてしまった。
それでもまだ午後6時や7時で、
「まだこんな時間かー」って駅前でお茶してだらだらしゃべって帰った。
GOINGの『ダイアリー』にある「夜明けをロックして」というフレーズを思い出した。
「永遠じゃなくたって 夜明けをロックして 失くした声を探してるんです」
0 件のコメント:
コメントを投稿