2009年5月28日木曜日

すごいひとがいる


情熱大陸で紀里谷和明監督をみて
すごいかっこいいひとだなと思った。
「とりあえず…」と口ごもる学生のことばをさえぎって
「とりあえずはやめようよ。世の中きびしいんですよ」と言ったところなんか
テレビの前でびくっ、としてしまった。
きびしい、熱いひとだ。

さっそく映画『GOEMON』をみてきた。楽しんできました。
正直、ストーリーやそのメッセージにはぴんとこなかったけど
それはもうどうでもいいような気もするな。
映像がすごい。色がどくとく。現実とつくりもののあいだ、という感じ。
上下左右、視点がぐるんぐるん動く。
屋根から屋根へと跳ねる走る五右衛門の動きが爽快!
忍者がかっこいい。
とくに佐助が好き。あのするどい目線がたまらない。
茶々さまうつくしすぎる。衣装もすてき。
あと遊郭のシーンがいい。女の子のかわいいこと!
わたしはこわいのとかつらいのとか苦手だから
「やめてくれ〜」の連続。それでもみちゃう。


ときどきみているドラマ『名探偵の掟』がおもしろい。
あのかっこいい松田翔太がおもしろい。
コミカルな役があんなに似合うとは。


just A moment

凛として時雨 / SMA(SME)(M)

そうそうそう。出たのです。
かっこいい。毎日聴いてる。ギターの音にぞくぞくしちゃう。
でも重たくぎゃんぎゃん鳴ってる音の中にポップな旋律。
インスト曲『a over die』もアリ。大アリ!
ほかの曲もあいかわらず歌詞の意味はぜんぜん分からないけど、
TKのことばには破壊力がある。
「バラバラにしてほしいの」
「昨日失くした未来を 誰かにあげてもいいよ」
・・・モエすぎる。

『JPOP Xfile』、かっこいいなあ。JPOP!


最近読んだ本。

その街の今は (新潮文庫)

柴崎 友香 / 新潮社

このひとのお話は、そのままつづいていく感じがする。
街の風景をさくっとひとつ切り取ったような、
そこらへんにいるひとたちの何気ない会話の一部がきこえてきたような、
小説とは思えない自然さがある。
そこには血が通っていて、温かい「今」がある。
いつの間にか何冊か読んでた好きな作家さんのひとり。

博多華丸・大吉式ハカタ語会話

博多華丸・大吉 / マイクロマガジン社

地元の本屋でついつい買ってしまった。
英会話の本みたいに、ストーリー仕立てで
会話の「博多弁」と「共通語」が並べて書いてある。
わたしは福岡出身だけど、地域がちがうので博多弁じゃないから
新鮮でおもしろかった。
博多弁、かっこいい。
福岡での生活や博多もんの気質もあわせて知ることができる一冊。
「わたしもこっちで、どうちゃらこうちゃら、やりよるばい」。

広告 (あたらしい教科書 6)

天野 祐吉 / プチグラパブリッシング

ヴィレバンで少し立ち読みしてそのままレジへ。
毎日広告に触れて暮らしているのに
わたし、知らないことばっかりだった。
「広告の歴史」「広告ができるまで」
「広告を作る人たち」「広告のかたち」の4章構成。

広告ってひとのコミュニケーションそのものだな!

「広告ができるまで」の章での「「広告」に至るまで。」で
広告代理店って具体的には何してるんだろう?というのが
なんとなく(ほんとになんとなく)分かった。
これまで何か読んでも肩書きに横文字が多くてイメージつかめなかったんだけど、
この本では絵で流れが説明されてあってとても分かりやすかった。

いろんなひとの立場から語られる「広告」がおもしろい。


広告営業力―広告代理店・クリエイティブエージェンシーに所属する12人のホンネと仕事のやり方。

誠文堂新光社

Ten days after,での紹介を読んで、即買い。
すごい。
としか言えない自分がはずかしいけど、ほんとにすごい。
世の中には、こんなにもおもしろいひとたちがいる。まだまだ。
これだけの話をききだせるインタビュアはすごい。
(もちろんそれもあるけど)そもそもこの一人ひとりがおもしろいのだと思う。
語れるっていいなあ。めちゃくちゃかっこいい。
「ここです、ここ」ってぜんぶ引用したいくらいだ。
どんな相手にも振り回されないようにすること、
つまり「自立をしている」「意志を持つ」ということです。
(ADK/寺田孝志)
自分がどうしたいか、について
考えられる。ひとに話せる。行動にうつせる。
そんなおとなになりたい。
足りなさすぎるわたしなので、
だからこそ、もっと上を見てなきゃだめだと思った。
だめな今に目を向けて、ぐずぐずこまかいことを考えることももちろん大切。
でも遠くを見ていなければ、きっと歩みは遅いまま。
すてきになった自分を、イマジネイション。です。






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