2008年8月7日木曜日

せめてもらったぶん返したい


もっとはなしたいことがある。

最近ちょっとだめな感じを出しすぎていてよくない。
だめな感じなのはいつものことだが
それを出すか出さないか、ストッパーの整備不良だ。
せめてひとには愉快で、害のない、ぬるい話をしていたい。


誕生日ってすごい。
祝ってくれたひと、電話をくれたひと、メールをくれたひと、
思い出してくれたひと、知ってくれたひと、
とにかくみんなありがとうございました。心から。
24年もたって、この1日に
まだそんな力が残っていたとは思わなかった。

8月に入ったのにしぶとく誕生日の話しててすみません。
だってうれしいんだもの。
誕生日の始まりは、ひとがもっとも臆病になるときだと思う。
わたしは偏屈だから
「べつにだれも祝ってくれなくたっていい」という気持ちでのぞむ。
それは誰も気づかなかったときのための心の準備。
あるかないか分からないものでショックを受けたくない。はずかしい。

そして誕生日の終わりは、一番、ひとにやさしくなれる。
やさしくされないとやさしくなれないなんて、
やっぱりわたしはお子さまなわけだけれど
ありがとうの満ちたこころでまたそれを返していきたいと思うわけです。


最近のこと。
いろいろと食べ過ぎている。

*人生でいちばんたくさんのお好み焼き。
お好み焼きの食べ放題へ行き、
ものすごい量を食らった。
「胃袋が宇宙」と言われたあの頃がなつかしい・・・。
もう食べられない、というマックスに達する。
自分の指先までお好み焼きがつまっているような気分になった。

*おとなの飲み会に参加する。
おとなになってから(就職してから)の飲み会で
小さいころの将来の夢は何だった?
なんて話すことになるとは思わなかった。
なんだかすごく楽しかった。
わたしはわたしを中心に生きているけれど
ほかのひとにもそれぞれ歴史があって生活があって、
っていうことを意識すると、日常は(大げさにいうと人生は)もっとおもしろい。

*暑気払い、をする。
「暑気払い」という単語は社会人になってから初めて知った。
夏の暑さを払いのけること。暑さよけのための方法を講じること。(大辞泉)
らしい。
要はのんだくれたわけです。
とてもおいしい焼肉を食べた。マイベスト焼肉。
肉の部位の名称はおぼえられないが、とにかくおいしかった。
タン塩、たまらない。
秦野にお越しの際はお声かけください。いっしょに行こう。


時間がないない、と言いながら
本屋やコンビニに並ぶ雑誌をこまめにチェックしているわたしはどうだろう。
どんなに気分が落ち込んだときでも本屋には行けるから不思議だよね。
最近、女性向けのファッション誌(という呼び方がなんかはずかしい)に
付録付きが多すぎる。シュシュとかポーチとかミラーとかなんとかブックとか・・・。
付録いらないから買わない、ということもある。
立ち読みができないのもかなしい。

おもしろかったマンガ。
『カズン』/いくえみ綾
ふつうの子が恋をしておしゃれしてやせてかわいくなる、という話。
ぼんちゃんを見ていると、なんか応援したくなる。
いいなあ、わたしも変身したいなあ、とニヤニヤしてみる。
変身するのが先か、恋をするのが先か、という感じだけど
成功するのはたいてい同時進行なのだよね。
シロがいい。男友達ってすてきだな。
いくえみ綾のマンガはおもしろい!
登場人物の感覚にすっごい共感する。
物語もいま生きてる感じがする。
知らないうちに3巻が出てる・・・。買いに行かなくちゃ。

『営業の牧田です。』/かわすみひろし
先輩がミクシィですすめているのを見て、買ってみた。
大手ビール会社営業マン、
彼女ナシ、28歳、の主人公・牧田牧夫の話。
わたしが男じゃないからか28歳じゃないからか
自分のこととしては感じられなかったけどおもしろかった。
合コンのあとで、牧田をばかにして笑う女の子に
「あいつは俺の友達なんです」「すごくいい奴なんですよ」
って言う赤坂(牧田の友達)にぐっときた。友情っていいなあ。
仕事も恋も友情もまぜまぜの話の中で
恋がけっこう大きなウエイトを占めているわけだけど
現実にも恋ってそんなに重要なものだろうか?と思う。
マンガだからかなあ。






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