2007年2月17日土曜日

死にたくない日曜日


『心中エレジー』を観た。
心中しようとする男と女の話。
なんか可笑しいんだけど、でもすごく哀しい。

いいの?
死んだら死ねなくなるよ


死にたいんじゃなくて
死のうとしていたいだけなのかな



小山田サユリ、いいなあ。きれいなひと。

男が女にミントのタブレット(フリスクみたいなやつ)をあげるシーンがあって
女がタブレットを口に含んだときに
男は「ダメ、噛まないで」って言うの。そのあと「ストローの先、噛むひと?」とも。
それがなんかいいんだよなあ…。どきっとする。
あまい・・・と思うんだけど(個人的に超つぼ)、どうだろう。

貧乏ゆすりが「ここにいたくないっていう意思表明」だ、っていうのは
ああ、なるほど!と思った。そうかもしれない。


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部活の友達とのみにいった。@扇屋。
あのメンバだといつまでもしゃべっていられる気がするな。
これからのこととか、いろいろ話した。
(そういえば、みんな卒業後の行き先が見事にバラバラだ…。)
デニーズに行ってデザートを食べた。
(深夜にあまいものを食べるのってエキサイティング。)

それでもまだ話したりなくて、私の部屋で朝までしゃべった。
こうやって過ごした夜が、脈絡もなくしゃべり続けたことが、
誰かにとってどれだけくだらないものであっても
私にとっては全部だいじなんだよ。
(ほんとはこんなふうに思い出話みたいにしたくないんだけど。
なんかいかにも過ぎ去ったとき、みたいだから。)






土曜日は鍋奉行になれない


お昼からオタカラ(オタク・カラオケ)が開催された。
学科の濃い友人らと。アツい。
あやうくフツウのカラオケになりかけたけど(それもまたいいけど)
途中から濃い歌がどんどん出てきた。おもしろい。
みんなどんだけ引き出しあるんだろうなあ…。

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ゼミの卒論の打ち上げ鍋会@先生宅。
おなかいっぱいごちそうになった。
きんぴらごぼう、サラダ、カレー味の鍋に感動。
おまけにおいしい日本酒もある。しあわせ!

先生の奥様や近くに住むほかの先生もいらしていて、にぎやかだった。
たのしかったなあ。

ところで私は鍋奉行になれない。
(やろうとしてもできなかった…。)
発見したのは私のいるゼミは、私以外全員が鍋奉行タイプだ!ということ。
これまでも私は優しき鍋奉行たちにずっとたすけられてきたんだな、
鍋をつくってもらっていたことにも気づかずにいたんだな、と
日本酒をのみながらしみじみ思った。






春支度の金曜日


健康ランド的なところで朝を迎える。
目を覚ましたら、まわりに寝ていた人が誰もいなくなっていた。
ランドの住人の、朝は早い。

のそのそ起き出してテレビをみられるスペースで、朝のニュースをみた。
チャンネルをまわしたら、スガシカオが
「ギャンブルっていうのは悔しさを買うんだ」って語っていた。(そうだったのか!)

着替えて、顔をつくって、ランドを出た。


朝マックする。
近くの席のひとたち(6、7人)が大きな声で何か言い合っていた。
ミーティングのようだった。
話をきいていると、どうやらカラオケ店のスタッフの反省会らしい。
夜通しはたらいたあとだろうに、みんなものすごい元気だった。体育会系ノリ。
「はじめてのときって声出せないんスよ」
「それはさあ、出せないんじゃなくて出さないんでしょ」
わあわあ。やんややんや。
朝のしずかな店内に、夜のテンションをひきずったひとたちの声が響いていた。
私は本を読むふりをして、ずっと聞き耳を立てていた。


春から働く会社の支社へ挨拶に行って
春から住む部屋を探した。
社員の方たちにも不動産屋さんにも親切にしてもらって
それだけで小田原が好きになりそうだった。
車に乗せてもらって移動しているあいだに、
きょろきょろ小田原の町をみることもできた。
なんだかんだで部屋探しには苦戦、夕方までかかった。
(無事「ここだ!」って部屋をみつけることができた。)
付き合ってくださったみなさんに感謝です。


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電車で浜松に戻って(車内では爆睡)、
学科の友人たちとGEOで卓球した。
みんなうまいなあ。
卓球をやっているとめちゃくちゃたのしくて、たのしすぎて、
自分はこんなにたのしいけど相手はたのしいんだろうかって不安になる。
ほどよく汗をかいた。またやりたいな卓球。

家に帰ってお風呂に入ってから
友達と近所の福ちゃんでラーメンを食べた。
(何気にいそがしく動きまわった日だったな…)






木曜日ランド


東京に行く。
移動中に、隣に座ったスーツの男のイヤホンがはげしく音漏れしていた。
ハイテンションな女の子の声ががんがんきこえてきた。はげしくアニメ声。
ああ、すました顔してはずかしい。
漏れてますよ、とおしえてあげたい!
電車や新幹線の窓からみる空は
いつもの空と、ちがってみえる。
何か(たとえば窓の四角形)に切りとられると
とくべつなものになるのかもしれない。
夜のふちのやさしい桃色とか
遠くにぽつんとみえる月とか
いつのまにかしみわたっている青色とか。


就職先の内定者で、のみかい@渋谷。
ハチ公前で待ち合わせ。
ハチ公前って場所は分かりやすいけど
人が多すぎて見つけるのもけっこうたいへん。
ハチ公1号、とかハチ公2号、とかいくつかあってナンバリングされていたら
もっと待ち合わせしやすいかもしれない。
「今日、ハチ公4号前ね」「ハチ公1号前で待ってます」とか。(どうかな?)

内定者のひとたちとは何度か会っていて、
もうだいぶみんなの顔があたまになじんできた。
久しぶりに会ったらなつかしく思うくらい。
けっこう話せるようになってきた。
好きなようにのめるようになってきた。

今回は漫画の話でやたら盛りあがった。
みんなジブリがだいすきだな…。
あとドラゴンボールとか、少女漫画とか。
(みんなゲームの話もしていたけど、そっちはさっぱり分からなかった。)

内定を辞退した子がいる、というのを耳にした。
その子のこと、あんまり記憶にない。
この先もう二度と会えないと思うとすごくさみしくなった。
どんな子だったかおぼえておけばよかった。もっと話をしておけばよかった。
人とどう出会うかどう別れるかわからないなあ。

ちょっとふわふわしたところで、解散。
駅でひらひら手を振ってわかれる。


それから私は電車にゆられて小田原へ。
駅前の健康ランド的なところに泊まった。
健康ランド的な施設へは初めて行ったけど、なんだかたのしかった。
カウンタで手続きをすませたら、
ロッカーに荷物を預けて浴衣に着替える。
これでもう、健康ランドの住人。
大浴場でじゃぶじゃぶあそぶ。
深夜だったせいか、浴場には私以外だれもいなかった。
浴槽の中で足をのばしてバタバタしてみた。
サウナの中で横になってみた。(やってみたかったの!)
健康ランドの王様になる。
浴場にある階段をのぼっていくと、屋上の露天風呂にでた。
(タオル一枚で階段をのぼっている自分、というのは不思議なもんだよ。)
お風呂の中でのけぞって首をのばすと
ぴかあっと光った月がみえた。
ごくらくごくらく。

入浴後もランド内をうろつく。
パソコンを利用できるコーナーでメールチェックしていると
後ろから、おばあちゃんに「なにやってるの」と話しかけられた。
もうかなり夜も深まった頃。びっくりした。
少し話す。

そのあともランド内をぺたぺたと歩きまわった。
なんかすごいな健康ランドって。
畳の仮眠室でタオルケットにくるまって就寝。






提出する水曜日


城北図書館に行って、本を返してきた。
だいぶ延滞していたから
怒られる…!と覚悟してカウンタに行ったのだけれど
「そこ置いといてください」という感じだった。あれ。

卒論提出最終日。
(提出できるのは15時半〜17時のあいだ。)
印刷して、穴あけて、ファイルにとじて、スタンバイOK。
時間がくるまでゼミ室で待機していた。

いよいよ提出。
15時半過ぎ、ファイルに名前を書いて、学生証をみせて、
係の先生にわたして、名簿に名前と提出時間を書き込んだ。
ほっとした。
そのあたりで会った4年生たちと「おつかれ」「おつかれ」、声をかけ合う。






低速な火曜日


卒論の印刷が終わらない!
いい紙を使おうとしたのが裏目に出て、
プリンタはいつまでもじゃーこ、じゃーこ、と動きつづけていた。
(ほんとだよ!いい紙使うと出てくるの超おそいんだよ!)

かんたんに17時をまわる。
(提出のチャンス4回のうち、3回目を逃したことになる。)
ゼミのほかの子たちをえらく心配させてしまう。
「大丈夫?」メールを何度か受信した。
先生からのメールのさいごに「ヤレヤレ」とあった。村上春樹的。
さいごのさいごまで…もうしわけない。

ゼミ室に行った。
隣の研究室におじゃましたら、みんなPCにはりついていてまだ作業中だった。
その張りつめた空気の中、ひとりでファイル(先輩の卒論)をぱらぱらめくる。
やっぱり謝辞を書くことにした。


『ジャージの二人』/長嶋有を読んだ。
第三作品集。表題作と「ジャージの三人」二作収録。
駄目な親子の低速な山荘生活(ただしスローライフに非ず)。

(長嶋有公式サイトより)

おもしろかったー!!!

ふっ、と笑えるものが(タイトルもおもしろい)
小説の中、ところせましと並べられている。
それが笑えるだけじゃなくて
読んでいて人の気持ちや、人と人との距離なんかを感じて
ほうっ、となる。

そこからみえるものとか
匂いとか感触とか
その場所にながれている空気とか
ありありと浮かんでくるのは
そこにあるものや
ひとの動きや発したことばが
ひとつひとつ丁寧に描かれているから。

文字を文章を丁寧に重ねて
こんなにも‘生きている’ものを描き出せる。
あらためて活字ってすてきだな、と思った。






陽気な月曜日が地球を回す


今さら、卒論の誤字脱字を大量に発見した。
載せた回文が実はまわっていなかった!という
さいあくのまちがいも見つける。
あわあわしながら印刷してみたものの、今度はページ数がおかしい。(愕然)
すぐ17時になってしまい、提出を見送る。
(提出、4回あるチャンスのうちの2回目)

気をとりなおして。
友達と焼肉を食べに行った。@和地山の牛角。
やきにくだわっしょい!肉をがんがん食らう。
マヨコプチャンはちょっとかわいい。(名前が)

友人Aのおうちに移動。
超睡眠不足で今にも眠りに落ちそうな(ちょっと寝ていた)Aを寝かせすまいと、
こっちの世界にひきとめるために四苦八苦。

友人Nのおうちにて麻雀をやる。
さりげなく放たれた「このメンバでうつのも最後かもね」という一言に、かなしくなる。
卒業の気配がもうここまできている。しんみり。
ええい、ちがうだろ!
麻雀ってものは殺るか殺られるかの、サツバツとした空気の中でやるもんだろ!
センチメンタルの入ってくる隙なんか与えちゃだめだろ!
(まあ…私、いつまでたっても麻雀初心者なんスけどね。)
麻雀はじめたら、またいつもの空気になった。
さみしい麻雀なんてありえないよね。かなしげに打つなんてないよね。
はやくきらなければ、はやくあがらなければ、という追いつめられる感じ。
半荘2回やった。(らしい。私は数え方がよく分からない。)
1回目は(リーチしかしないくせに)なかなかいい成績。
2回目はハコりそうになった。どれが安牌なのか分からないんだもの…。
「ハコる」というのは、まだ経験したことないけど
とにかくかなしくてさみしくて…憤りすらおぼえるものらしい。おそろしい。
ああ、たのしかったなあ。

『陽気なギャングが地球を回す』をみた。
極彩色の画面と、
魅力的なキャラクタのギャングたち、
テンポよくすすんでいくストーリィ。
めちゃめちゃおもしろい!ってわけじゃないけど
いきおいにのまれて楽しめた。

スリの天才(松田翔太)に胸きゅん…。
めちゃくちゃかっこいい!!
松田翔太…あの皮肉っぽいわらい方にやられまくり。
演説の達人(佐藤浩市)の軽快なしゃべりはおもしろかったな。
ウソ発見器(大沢たかお)はやっぱりカッコイイ!おとな!
体内時計(鈴木京香)はうつくしいなあ…。知的美人。
あと悪そうな大倉孝二、いるだけでおもしろい古田新太、
松尾スズキのコミカルな役どころ。
ところどころでニヤリ、だった。みんな存在感あるなあ。
加藤ローサと三浦知鉱もかわいかったし。
すごい豪華なキャストだった。

あと音楽がよかった。いきおいよくて。おしゃれっぽくて。にぎやかで。

ロマンはどこだ!?