2007年12月24日月曜日

追いかける


とりあえず。
大学を卒業してから、就職してから、
わたしが何をしていたか。
思い出してみる。
(具体的にいろいろ書きたいところなんだけど
わたしはここに書いていいこととだめなことの線引きがへたくそなので
ぼんやりと書くようにする。
詳しくは、続きは、まあ会って話そうじゃないか。)

入社式のスピーチで回文を披露。(披露、というほどのものじゃないけど)
すべったかウケたかおぼえていないから、たぶんすべったんだと思う。
ほんの少しの研修。いいめのホテルに泊まる。

すぐに仕事がはじまった。
なんのこっちゃ分からないことばかりであわあわする毎日。
免許取得にかなり苦戦したわたしが、
仕事で車をがんがん運転しはじめた。通勤も。
農道、というものすごい山道があってそこをのぼったりくだったりしていた。
(あまり大きな声じゃ言えないけど、脱輪してえらい目に遭ったこともある。)

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あの頃(というほど前ではないが)について思い出すのは
自分の前を走る車のこと。
あるとき「ついてきて」と言う先輩のあとを、拙い運転で追いかけたときのこと。
夜の農道。ライトなしには前に進めないくらい真っ暗な中。
先輩の車は速く、
カーブをぎゅんぎゅん曲がって坂道はすべるように進んでいった。
わたしはそのライトの光をたよりに、なんとかついていった。
少しでも気をゆるめると、見失ってしまいそうでこわかった。

わたしのすすむ方向を照らしてくれながらも
すごいスピードでどんどん先へはしっていく先輩。
あの頃の象徴みたいにして、今でもときどき思い出すんだ。






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