2010年1月2日土曜日

文学と笑いの日曜日


第九回文学フリマ@大田区産業プラザPiO(蒲田)に行ってきた。初めて。
好きな小説家の長嶋有さんのサイトなんかで見て
もともと興味があった文学フリマ。
この日Twitterで大学の後輩などが本を出すというのを見て
それはおもしろい、よし行こう、と決めたのだった。
きっかけってだいじ。
いきおいってだいじ。
なんの予習も無かったからさぐりさぐりだったけど、
刺激的でおもしろかった。
こういう世界があったのか、って。
ちょっとちがうかもしれないけど
コミケの文学版みたいなもの、なのかな。
ぐるぐる歩きまわって見る、見る。
ブースも見本誌もすごくたくさんあるから、
あの場で初めてなにか見つける、見つけてもらうっていうのは
ドラマティックではあるけれども
すごいたいへんなことだ。
それがフリマのおもしろいところでもあるんだろうけどね。
事前のネットでのアピールとか、
パンフでの紹介文、ポップも含めてのブースのつくり方、
まずはひらいてもらうための表紙・本のつくり…。
自分の書いたものをひとに届けるために
みんなあらゆる手をつくすのだろうなあ。
そういうの、なんか興奮する。
ひとりで行ったので、大学の後輩(じつはそんなに知らない)に
テンション高めに話しかけて
あとで猛烈なはずかしさに襲われたりする。
文学フリマ、自分もなにかしら出したいなと思った。


この日の収穫。
『東京天竺』
長嶋有さんが関わっている、というので即買い。
学生さんがつくっているようです。
中村航さんのインタビューも載っててラッキーだった!
『つヤ部報』:
つヤ部というのがあるらしい。
これ、これを買いに行ったのです。
本気でふざけたら、
ここまでたのしいものができるんだなあ。
おもしろいひとって、いるなあ。
だいぶ個性的な小説もマンガも
ラブやネット業界の勉強になることも。
いろいろがひしめき合っている。
こういうざらざらしたのって好きだ。
編集したひとがとくにすごいと思った。


ちょっとつかれて帰ろうとしていたら
駅までの道で迷って蒲田八幡宮。
とりあえずお参りしておみくじひいたら大吉。
境内でひとり小躍りしていたら、電話がかかってきて
M−1の準決勝@よみうりホールへお誘いが。(大吉すごい)。

なまで見るなんてすごい。
次から次にめちゃくちゃ笑った。
この日、39組みたのらしい。
わたしはお笑いにけっこう疎いので
知らないひとも知ってるひともいたけど、
総じておもしろい、と思った。
おもしろがるのに、笑うのに、いそがしい。


有楽町でごはん食べて帰った。
ゆかいなかんじになりすぎて
自分のストーカー自慢などして、
なにやっとるんや!と、あとで思う。
たのしすぎると、わたしは、やりすぎる。
でもやりすぎくらいがちょうどいいよね。
(だめだよって、だれか言ってやって!)

いっぱいエネルギー感じて
わたしもやっちゃうよ!とふつふつキた日だった。






2 件のコメント:

  1. ばっちゃん。2010年1月2日 21:53


    ちょうどいいね。

    満タンすれすれぎりぎりガール!
    かもしれない。

    今年もいっそうヨロシクお願いします。
    本気で泣いて
    本気でわろて
    おどおどしながらも
    本当に書こう!
    一緒に
    お互い孤独なままで!

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  2. ますます興味がわきました、文学フリマ。
    今年はひきこもらないようにしたいのが目標です。
    ので、文学フリマもいってみたい。
    創作は、いつでもわくわくするものだよね。
    昔はなにかかくのも、お友達がかいたものをよむのもわくわくでした。
    またそんな熱い気持ちになれそうなイベントですね。

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