2009年1月26日月曜日

ノーベンバー在庫


ちょっとだけ書き残してたこと、プレイバック2008。
いま思い出した分だけでも出来事メモ。

11月のこと。

小学校時代の友人ふたりと横浜中華街で再会。
ひとりが、彼の専門分野でなんだかすごい賞の一番をとって、
その表彰式で福岡からやって来たので。
賞金でフトコロがほくほくしているらしかった。
まるっとおなかいっぱいおごってもらってしまった。
青島ビールが美味しかった。
すごいきもちのいいオゴラレだった。
なんだかわたしはすごくうれしくなって
「わたしもこんどはおごるから!何かで賞金もらって」と言ってわかれた。
(…しかしまだ何の賞金をもらうかすら決まっていない。
お金がもらえそうな何かを探しているところ)。


とても芸術的なふたり。
わたしはそれぞれの感性にこっそり嫉妬している。
ふたりとも一眼レフをさらっと携帯していて
それがまたよく似合う。
くっだらないモテの話とかしながら、
ぐるぐるテーブルをまわしながら中華を食した。

待ち合わせで遠くから手を振りながら
近づいていったとき、「変わらないなー」と言われて心底安心した。
じつは、わたしは久しぶりに誰かに会うことをおそれている。
なぜかというとわたしはあの頃からずいぶん変わってしまったから。
背はもともと高いのだけれど、
この10年くらいのあいだにものすごく太ってしまった。ふくらんだ。
(今じゃ信じてもらえないかもしれないけど、わたしは中学生くらいまでガリガリで
NASAに連行される宇宙人のような体型をしていた)。
変わってしまったわたしがはずかしい。
それであじわういやなドキドキも
再会のうれしさとかそのときいっしょに過ごすキラキラな時間を思うと
そんなたいした話ではないと思った。(とりあえずやせたいけど!)


友達と映画『蛇にピアス』を観にいった。
19歳、痛みだけがリアルなら
痛みすら、私の一部になればいい。

原作の小説は小説で、映画は映画で、
べつのものとしてよかった。あたらしいものだった。
肉体改造…痛すぎて直視できないシーンがいっぱい。
痛みで生きていることを実感する。という感覚。
自分のものとしてはまったく分からないけど
そういうのってあるだろうな、と思った。
ドSのARATAがめちゃくちゃかっこよかった。
白いからだと、這いあがってくるような声にキュンとなる。


姉と母といっしょに箱根旅行へ。
紅葉シーズンどまんなかで、おそろしくひとが多かった。
ケーブルカーやロープウェイに乗るひとの列にぞっとした。
もう混む時期の箱根へはぜったい行きたくない。
なぜかこの旅行の写真は全部ぼんやりして見える。気分の問題かな。
ロープウェイから見おろす。
温泉地っぽい!(っぽいというかそのものだけど!)。
今まさに紅葉せんとす。染まりきる直前がいちばんいい。
中村航の『ハミングライフ』に出てくる“ウロ”を思い出す。
滝も流れる。
温泉に癒されに行ったのに、たいへん疲れて帰った。

旅の途中、ケーブルカーの中で貧血になってしまい、うずくまってしまった。
ひとごみの中で前が見えなくなる。
しばらく立ち上がれなかったから、おかあさんがあわあわしていた。
心配させないように「いや、よくあることやけ大丈夫」と言ってしまい
よけいに心配させてしまった。
自分の健康面にかなりの不安をおぼえた。
タフなわたしでも、いつ何が起こるか分からんぜ。


椎名林檎のライブ
?生林檎博’08〜10周年記念祭〜?@埼玉スーパーアリーナをみてきた。
(連れて行ってくれた友達に心からありがとう。)
林檎さまはかわいくてきれいで、ほんっとにかっこよかった。ひんやりとしたいろけ。
演出もいろいろとおもしろかったし。
好きなあの曲この曲が目の前で歌われているという感動。

わたしはとくに『浴室』にヤラレタ。
なんかおもしろいのにかっこいいの。ぞくぞくしちゃう。

洗って切って水の中
呼吸器官は冒される
あたしが完全に乾くのいまきちんと見届けて
磨いて裂いて水の中
無重力に委される
あたしが完全に溶けたらすぐ
きちんと召し上がれ

終演後は、ぼうっとしてしまって何も言えなかった。
「なんもいえねぇ」ってこういうことかな。


酔っぱらってライブに行くという新習慣を教わる。
ライブの前に、池袋で昼間からのんだ。
デパ地下のイートインの回転寿司でランチした。
ビールのみながら。超ぜいたく。わたしのぜんぜん知らなかったデパートの楽しみ方。
さらにプロントに移動してビールをのむのむ。
プロントといえば『僕の好きな人が、よく眠れますように』/中村航
のデートシーンの舞台。たまたまだけどラッキーだった。ひとりウキウキ。



とりあえずはここまで。
つぎは12月分の残りプレイバック!
最近読んでいた本、みた映画もまとめてドン!(と書きたいな)。






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