2011年4月10日日曜日

北九州にカジュアル帰省

金曜の夜に出発して土日でさくっと、
北九州に帰ってきた。

羽田空港から北九州空港へ。
着いてから小倉でラーメンを食べて
ビジネスホテルでビールを飲みながら朝まで生テレビをみるなど。
地元を出て9年目、オッサンになって帰ってきたよ。

モノレール。西鉄バスのピンクのライン。
遠くにみえる工業地帯の煙突の煙。井筒屋のマーク。
TOTOの看板。北九州予備校の「努力は実る」。
こんな何でもないものをなつかしく思う日がこようとは。

朝、実家に帰ったら雪がまだ残っていて驚いた。3月末。
友達に会った。

とくべつなときに会ったけれども、涙もこらえたしハグもしなかった。
わたしたちの付き合いはこれからもずっと続いていくのだから、
なんかそういうの、はずかしいじゃない。

わたしたちはつよい。
しあわせになってね、と別れ際あの子がわたしに言った。
あなたも。なってね。なろうね。きっとなるよ。

帰りの空港までのバスの中で久しぶりに晴れた海をみた。










*****
スターフライヤーがよすぎる。行き帰りわくわく。
やっぱり黒い機体と内装がかっこいい。
シートの座り心地がいいし、国内線なのにひとり一台のテレビ画面があるし。
番組がおもしろいし(よしもとの番組でひとりで笑っていた)。
飲み物でコーヒー(おいしい)を選ぶとチョコレートがついてくる。

このビデオ、声がさりげなく子安武人(有名な声優)…。
今はこれじゃなくて「スターフライヤーニンジャ」っていう
これまたスタイリッシュものになってた。
スターフライヤー機内でも配られる
下関市の広報誌『083 −うみ やま たいよう−』(左)と
北九州市の広報誌 『雲のうえ』。
これがすごくおもしろい。
とくに『雲のうえ』のこの第14号特集「電車に乗って。」。
日田彦山線(わたしの超地元の路線)についての文章
「列車にまかせて。」(文=石田千)には
ほんとうになみだがでそうだった。
人間の匂いのするこまやかな描写に
こんないいところだったんだな、って地元のことを見直した。
だれかに自慢したくなった。
地元のひとが地元を誇りに思えるような媒体ってほんとにすばらしい。

*****
地元に対しては帰る、と言う。
それ以外には戻る、と言う。
ささいなことだけど、このことばの使い方には
なんとなく意味をもたせてある。

同じく福岡出身のお友達に指摘されてさすがだな、と思った。

*****
北九州といえば。
この映画『サッド・ヴァケイション』の
オープニングの空撮映像をみるたびに心が動かされる。
同じ北九州出身の友達もそう言ってた。

*****
話は日記に戻って。北九州から羽田空港。
その足で恵比寿へ。ジンギスカンを食べに行った。海月というお店。
肉はうまい。
久しぶりにpile cafeへ。
たのしい気持ちになってしまって個人プレーに走り
つよいカクテルxyzを飲んでふらふら。
ちなみに写真のラテはいっしょに行ったひとの分。

*****
ちなみに今回の帰省は震災とは関係なく
もともと予定にあったのだけれど
少しでも帰ってよかったと思う。
安心して地面を踏んでいる感じ。
どこにいようとも何が起こるかわからないのだから気休めではあるのだけれど
何か気持ちが波立つようなことがあったときは
場所を変えてみる、というのを一つおぼえておきたい。

*****
おまけ
おみやげに買ってきた「にわかせんぺい」についていた、にわか面。桜仕様。

0 件のコメント:

コメントを投稿