この頃の気持ちのほとんどは
さみしさとはずかしさに集約されるような気がする。
さみしいと思うことがはずかしい。
はずかしいと思ってしまうことがさみしい。
わたし・このまま・どこ・へ・いく・の・で・しょう・か。
○
しばらくブラウザはGoogle Chromeを使っていたのだけれど、やめることにした。
ぐるぐる遅い(ことが多いような気がする)し
(関係あるか分からないけど)電源が落ちることがあるし
ブログが更新しにくいし。
新しいものにすぐとびつくのは悪いくせだけど、
まあ、使ってみて分かったんだからいいじゃないか、ってことで。
○
小田原駅前でぶらぶらするときのコースはだいたい決まっている。
サンドラッグ。エポの無印。アプリでタワレコとヴィレバン。
ラスカの有隣堂と東口の三省堂。ときどき足をのばして伊勢治書店。
あと本を読むのにいいぐあいのカフェーがあったらいいのにな。
駅のスタバは早くも9時で閉店してしまう。ほどんど行けない。
○
『おくりびと』を観た。
知らずになみだがわいてきた。
途中からずっとわたしの頬はひたひたに濡れたままだった。
やさしいユーモアや胸を打つ短いセリフ、
人間らしさの溢れるキャラクタ。
たんたんとした温かさに包まれた物語だった。
おくるひとを棺に納めるまでの所作のひとつひとつがうつくしい。
あとやっぱり広末涼子が好き。すてきすぎる。
○
映画館について。
お好きな席をお選びください、と言われると困ってしまう。
分かんないよそんなの。
極端に前やはじっこではなければどこでもいい。
いつもてきとうに選ぶ。
わたしは飲み物をいっぱい飲むほうなので
ドリンクはときどきLを選ぶ。
TOHOシネマズのLサイズはけっこう大きい。
ストローをさすところが2つついていたりして、
ひとりのわたしは、少々複雑な気持ちになる。
ところで、(もう時効だろうから書いてもいいだろう)
いつか好きなひとと映画を観に行ったとき
彼がLサイズのコーラを買って、「大きいな」と笑っていた。
よくおぼえている。
その日、おもしろい話ができないわたしの前で、彼はあまり笑っていなかったので
Lサイズがおもしろいくらい大きくてよかったなあ、
と心底、安心したのだった。
「いいよこれくらい」とわたしにも買ってくれたコーラのこともよくおぼえている。
わたしは、できればそれを持って帰りたかった。
映画館の女子トイレはとくべつな空間だ。
わたしのようにひとりで来ているひとももちろんいるけれど、
たいていは誰かといっしょに来ている。
トイレが女子の勝負の控え室みたいになる。
メイク直しは念入りに。
髪型をくしゃっとしてみたり整えてみたり。
鏡の前でじっくりと自分の顔をチェックする。
恋する女はきれいさ〜。(という歌があったね)。
○
最近買ったCD。
■無印の『BGM13』
ブラジルの音楽。
先日行ったライブのバンドリン奏者がおすすめしていたので。
心地よくてお洒落な曲がいっぱい。朝にいい。
■『朝焼けは雨のきざし』/キリンジ
わたしあのひとみたいになりたかったの。なりたいの。
そのひとがキリンジ好きらしい、ときいたので。
いい声。初めて聴くのに、なんか安心する。
友達が「ひさしぶりにシングルを買ったよ。ミスチルのHANABI」と言っていた。
そういえばわたしもしばらくだなあ、と思っていたところ
衝動的に買ってしまった。
■『さよならリグレット』/くるり
ラジオでよく流れていて気になっていた歌。
「いつから出てこない 魔法のメロディー」
なんでだろう、胸に刺さるんだよ。
リグレット、ってはじめ何のことだろうと思っていたけど
regretのことだったんだ。カタカナだとちがうことばみたい。
「大人になったら 宇宙の果てで さみしい夜でも 明るいよ」
あといっしょに入っている『京都の大学生』がとくにいい。
京都弁でゆかいな感じなのにこのせつなさ。すごい。
○
わたしは本屋さんが好きだ。
雑誌、文芸の単行本、文庫、
新書も漫画も、ビジネス書、自己啓発本、旅行本、写真集、絵本、参考書まで。
新刊や話題本の平積みの棚から
棚から棚へぐるぐる歩いてまわる。
自分の生活に縛りがなかったら、
本屋さんの閉店時間がなかったら、たぶん、ずっとずっといられる。
最近読んだ・読んでいる本
■『幸福な遊戯』/角田光代
角田光代の小説は好きなものばかりだけど、
これはいちばん好きなくらいかもしれない。
とくに同時収録『銭湯』。
はたらいている、生活している感覚が
あまりになまなましくてびっくりする。
■『たった3秒のパソコン術』/中山真敬
いいかげんショートカットキーの使いこなせるひとになりたい、と思って。
■『話すチカラをつくる本』/山田ズーニー
うまく話ができないので。
■『恋は、あなたのすべてじゃない』/石田衣良
だが一部でもない。そんなわたしも読みたくなった。
石田衣良ってすごいモテそうだなあ。
■『写真の撮り方手帖』/繁延あづさ
これは分かりやすい!かわいいし。勉強中。
■『ぎおんごぎたいごじしょ』
擬音語と擬態語のおしゃれな辞書。
こどもっぽい、なまぬるいことばが好きなんだよね。
■『首都圏日帰り本』
先輩もまったく同じ本を買ったらしい。
あそびの計画立てなくちゃ。わたしは気球に乗ってみたいな。
■『本当はちがうんだ日記』/穂村弘
裏表紙にある一文
「みんなが楽々とクリアしている現実を、
自分だけが乗り越えられないのは何故なのか?」
で、これは買いでしょう、とそのままレジへ。
おもしろすぎる…!共感と発見の嵐。
わたしだけじゃなかったんだ、と安心を通り越して
どうしようもなくだめな自分を
こんなにセンスよくおもしろく書いてしまう穂村弘にシット!
このひとの本ほかにもほしい。
■『制服男子』
今年の誕生日にいただいたものを読み返している。
写真では警察のカッコしている向井理がかっこいい。
(警察にモエるわけではないけどさ)。
やっぱいちばんはスーツ!
あと学生の制服(開襟シャツ)とか。
理系男子の白衣もいい。作業着も!
制服っていいなあ。
・・・オタクくささを
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