光射す海。
空から海へのびる、光の筋。
うつくしい光景。ずっとは続かない。
雲がじゃまをする。すぐにまた見えなくなる。
そういうものってけっこうあるよね。
○
書きそびれていることもいろいろあるのだけれど
先に今日のことを。
ここに感覚が残っているうちに。
はじめて聴くような種類の音楽をライブで聴いてきた。
ブラジル音楽なんだって。
バンドリン(ブラジルのマンドリン)の音が
まっすぐにクリアに響いてくる。
ギターもタンタンも、心地よいリズム。
鼓膜で聴いている感じがしなかった。
そのもっと奥のほうに直接入ってきているようだった。
ハートで聴く、と言葉にするとそれもちょっと違う気がする。
聴いているあいだに
わたしとその音楽のあいだにあるもの
わたしの中にあるもの
それらをほかに置き換えられる何かがないか(手段としては言葉しかない)
必死で探していた。
感覚をつかまえようとしても、うまくできない。
流れていくものを自分の中に大事に残しておいて
できればそれをそのままほかの誰かに伝えてあげたいのに
うまい保存方法も再現方法も見つからない。
言葉にできないものの存在を信じることは
言葉にすることをあきらめるということで
できることならば避けたいのだけれど、
それでもやっぱり、言葉にならない。
たぶん音楽にしかできないことがあるんだ、と漠然と思った。
○
と、日曜日の夜、酔っぱらって書いていたようだ。
そのひとが配っていたライブスケジュールのペーパーで
演奏者の名前を知った。
もしかしたらいらっしゃるかも…と、家に帰ってミクシィで検索したらヒットした。
演奏の感想をメッセージで送った。
今日仕事から帰ってひらいてみたら返事がきていた。ひゃっほう。
・・・なんだかすごくいい。いいじゃんインターネッツ。便利じゃん。
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