友達といっしょに回転寿司に行った。たらふく食べる。
カラオケに行く。わいのわいの歌う。ふたりだけどね。わいのわいの。
途中、友達が「YUIの映画の曲ってなんてタイトルだっけ」と言い出して
ふたりで探すのにヤッキになる。分からなくてもだえる。
どれだどれだと、YUIの曲をぜんぶ入れてみる。
(あとでわかった。結局その歌は「goodbye days」/YUI だった。)
DJ OZMAとか歌っちまう友達にかなり笑った。ナ〜ナ〜ナナナ…
超たのしかった。
この日いっしょにあそんだ友達は、すごくほめ上手。
もう絶妙。わざとらしくないしおおげさでもない。
ささいなことにも「いいよね」と言ってくれる。
なんか自信がでてきちゃうんだよ。
ネガティブで卑屈で妬み屋な私でさえも、この子と話していると
いつの間にかあちこちから、うっすら自信がわいてくる。
彼女の持ち上げ術はわざとなのかそうでないのか…そこらへんはよく分からないけど
でもいっしょにいると元気になれる。だいすき。
就職の話をしていて
「でもはるちゃんならやっていける気がするな」と彼女。
(こんなセリフよく言えるよな。でも彼女が言うと浮かないから不思議。)
私やっていけるわ…とまではいかないけど
ヨシがんばるぞ!っていう気持ちになった。
家に帰ったらもう夜中。
寝る前に本でも読もうかな、と思ってめくっていたらそのまま朝になってしまった。
だってもうほんとうにおもしろかったんだもの。
どうして僕はきちんと女のひとを愛せないんだろう。
たぶんニシノユキヒコみたいな人がいたら
私も夢中になると思う。
本を読んでいるだけで恋してしまったくらい。
わるくてさみしくてどうしようもない。
それでもみんな彼のことを好きになってしまう。
なんでだろうね。…せつない。
じんわりと染みてくるさみしさに襲われて、
なんだか寝付けなかった。
恋とは何だろうか。人は人を恋する権利を持つが、人は人に恋される権利は持たない。わたしはニシノさんに恋をしたが、だからといってニシノさんがわたしに恋をしなければならないということにはならない。そんなことは知っていたが、わたしがニシノさんを好きであるほどはニシノさんはわたしを好きでないことがつらかった。つらかったので、ますますニシノさんを恋しくおもった。
(「パフェー」)
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