家の近所をちょろちょろ出歩いたくらいで、あとはとじこもっていた。
100満ボルトで、いい紙とプリンタのインクを買ってきた。けっこうな出費。
ウェブカメラがほしくなってしばらくうろうろしてたけど、この日はあきらめた。
なんにもしていない日、というのがけっこうある。
この日もなんにもしていない。
自分は学生という身分だけに寄りかかっている。
あまえているな、あまえまくっておるな、と思う。
『助手席にて、グルグル・ダンスを踊って』/伊藤たかみ
を読んだ。
とんでもなく裕福で刺激的な高校生活。
自分の実体験のないものばかりでてくるから
想像しにくいのに(自分になじまないのに)、
なぜか現実味があるんだよねえ。
自分のみえないところで起こったほんとの話
知り合いからきいた思い出話
みたいに読む。
車もケンカも恋愛もあそび方もぜんぶ、
私の過ごしてきたものとはかけはなれたもの。
でも過ぎていくことのさみしさは、私も分かる。
いくつ季節が過ぎていこうとも、
自分は自分ですすんでいく。
世の中がグルグル回っているあいだ
自分もグルグル回り続けている。
どうも自分が回っているとは思えない。
まわりばかりが回っているようにみえてしまう。
今はまだ、たしかめることができないや。
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