お昼過ぎ、銀行で前のバイト先の後輩に会った。
ばったり会ったうれしさと、久々に会ったうれしさと。
いい偶然だったなあ。
今からどっか行こう、ということになって
(こういうイキナリ感がすごく好き。)
志都呂のタワレコに連れてってもらった。
車の中でかけている音楽がかっこ良い。
夕暮れの中田島砂丘。
もうすっかり秋だ。
ちょっとだけテトラポットにのぼってみた。
(テトラポットの向こうの海がみたかった。)
上のほうのテトラポットに手をかけたら
そこがひんやりとしめっていたので、のぼるのをやめた。
波がここまでくるのか、とこわくなったから。
テトラポットの上にしろい月がみえた。
飛び石みたいにして
トントン跳んでいったら
きもちいいだろうな。
海に落ちたらかなしいから
ホントにやる勇気はなかったけど。
砂の上に鳥の足跡。
もうだいぶ肌寒い季節なのに
海にはサーファーたちが
プカプカ浮いていた。
彼らはそれぞれの
‘いい波’を待っているのか
長いあいだ浮いたままだった。
ときどき波にのる人がいる。
彼の波に。
彼のタイミングで。
待つ。「今だ!」。乗る。また待つ。・・・
サーフィンって案外たのしいかもしれない。
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