大都会、品川。(と、いう写真です)。
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待ち合わせ前、
なんか無性に公衆電話が撮りたくなって
ひとりでうろうろしていた。
だれもわたしのことなんて見てないのに、
やたら周囲の目を気にして
瞬間的にかばんからカメラを取り出してさっと撮った。不完全燃焼。
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屋外の席へ。風が、空気が、光がきもちいい。
ひのじさんにおしえてもらったガーデンバスケットを注文。
(これはデートにめちゃくちゃおすすめ。
オードブルにデザートにワイン(フルボトル)がつくバスケット!ふたりで2800円)。
午前中からワインをのんだ。
午後3時になっていた(カフェに入ったのは午前11時)。
起きているあいだでこんなにも長く
一度も時計を見なかったことって、ほとんどない。
あまりにたのしくて、
わたしは自分の言ったことにまで笑って
笑いすぎて何回も目じりからなみだが出てきて、
それをぬぐってまた笑った。
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コレクション展の「RMB City:セカンドライフでの都市計画」
っていう映像がよかった。かわいい。
常設だけど、中庭にある
「自分に満足しない私」っていう作品を前にすると
なぜだか胸がざわざわする。
これならわたしにもつくれるとかわたしにも撮れるとか
ばかっぽい見方をしてみたり
「ここでPV撮りたいですね」とか言ってみたりする。
美術館は、好きなだれかといっしょがいいね。
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品川駅(意外になにもない)でうろうろして
牛角で肉を焼いてビールをのんで
カフェでなんとかマウンテンとかいうすごいスイーツ制覇して。
一日中、なにか食べていた。
たのしい休日だった。
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会えてよかったな。すごいことだな。
わたしが中村航さんの小説にしびれたこととか、
その中村航さんの講演会でしーなねこさんを知ったこととか、
しーなねこさんづたいにひのじさんを知ったこととか、
あのときの講演会にひのじさんが来ていたこととか、
そこにわたしも行ったこととか、
ぜんぶ偶然なんだけど、
でもそれだけじゃなくて
全部に不思議な力がはたらいているような気がする。
わたしの中にある毒とか
はずかしくてひとに言えなかったようなこととか
ひのじさんに話してみると、たいしたことないことばっかりだった。
わたしには、今よりずっとずっとひねくれていて
自分以外はおおむねバカだと思っていたような
世界をあきらめていたような
起きているだけでつらいような
どうしようもなくおろかな時期があったのだけれど
そんな日々が遠くに思えた。
出会えた今がすばらしい、
これからがたのしみ。
返信削除こんにちは!
こないだは本当にとても楽しかったです!
しかしあれでしたね、内臓に来ましたね。
しあわせすぎて馬鹿になりそうでした。
ともだちに会って「楽しい」と思うことは多くても
「幸せ」と思うことは前者より比率が多くないかもしれないと
思いました。
またあそんでください。