振り返りラスト。
(つぎからようやく小田原編に突入だ!)
追いコンってものは
いつもたいせつな人たちを
追い出してきた行事であって
自分が追い出される側になるなんて
想像もつかないことだった。
ああ、
体育館って
どんな匂いがしていたっけ。
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写真をいっぱい撮ったけど、
ぜんぜん足りない。
(また会えるさ。大丈夫さ。)
写真は、式と祝賀会が終わったあとで
情報棟8階から撮った夕日。
沈んだらまた昇るのです。
何度も経験してきたことで
そんなこと分かっているのに
沈む瞬間はやっぱりさみしかった。
こわかった。
のみ会からのみ会へ、
明け方(というか完全な朝)までのみ続けた。
一晩の出来事とは思えないくらい。
これ以上ないくらいの
おもしろさとはしゃぎぶりと笑い声だった。
真夜中のにこまん馬で
ダムが決壊したみたいに
なみだがとまらなくなった。
言わずにいたことが
止め処もなくあふれてきた。
目の玉が液体になって流れ出してもおかしくない、ってくらい。
(といったらなんだかグロテスクだなあ。でもそれくらいの涙だった。)
泣き止もうとしているのに
あとからあとから流れてきて
自分ではもうどうしようもなかった。
そのとき「大丈夫だよ」「また会えるって」と言ってなでてくれた手は
何よりもつよくあたたかく感じた。
(だれかを好きになるのはああいう瞬間ではないだろうか。)
大丈夫な気がした。また会える気がした。
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春がきた。
返信削除ああ,なつかしいなぁ。
あの体育館。あの涙。
返信削除>あっつ
も、もう6月のことなのか…コメントをくれていたの。
遅くなってごめんね。はやいものですね。
ますますなつかしくなることばかりです。