2014年1月1日水曜日

2013年をふりかえる(センスにとりつかれた12月)



「ツイッターおもしろくないね」と言われたのが地味に効いてる。

髪がもじゃもじゃしてきた。天パの神よ、しずまりたまえ!
自分がモテないのは天パだからではないかと思っていた時期もありました。

横断歩道を渡っていたらタクシーにクラクション鳴らされた。ただそれだけのこと。そんなちいさなことをいつまでもひきずってしまう。

「いないとこまる」と言われたのがうれしい(都合のいいところだけ切りとる)。

いないところで「あいつは男だから話しやすい」的なことを言われていたらしく、うれしい。なんでもいいから好かれたいよ。

「●●さん(わたし)は出世しますよ。そんな感じがします」と先輩に言われたのがめっちゃうれしかった……。


昨日の小説講座おもしろかった。無視できない小説。無視できない、っていいな。ノートを見直したら「ほかのひとがほめられるのがつらい」と自分の心の声のメモがあって、書いてもいないくせに何を言ってるんだわたしは、とうなだれている。

今日は昼まで寝て、録画してたドラマをいくつか消化して、カフェ・マングローブでタイ料理をいっぱい食べた。あと契約に行った。考えてみたらサインしたのは人生で今のところいちばん高い買い物ってことになる。

羽田空港なう。今日はこれから那覇経由で宮古島に行く。


かっこいいなと思っていたひとに会ったので「ファンです」と言ったら「どうすればいいの?ホテルの部屋番号おしえればいいの?」と返ってきて笑った。大人おもしろい。

今日は仕事が終わってから友達と会ってきた。かわいいふたりに、かわいいタンクが満たされた。久しぶりに会えてうれしい。

なんのためになんのためになんのために。そういうことを考えない、自分の魂をそっと抜いて挑むような、ただ機械になるようなことも時には必要だ。と自分に言いきかせる。

男性が細身のずぼん穿いてるのいいな。コートの下からのびる細い脚。

足らないことばっかりだ。

会社の飲み会だった。巨大だった。わたしはうまくしゃべれなくて、なんだかうっすらと、かなしかった。

ミスるかもしれない、なんて思いながらサーブを打つと、だいたいミスる。そういう負の気分が雨雲みたいに覆ってこようとしてて、だめだこれでは、と振り払おうとしている。
くよくよしてないできっちりやろう。

某日、友達が家に来てくれた。宮古島で買ってきた泡盛を飲みに。何もなかったので鯖缶を温めた。あと鍋をした。wiiでマリオカートをやった。

電車で近くの女子が「あのクリエイター好きのくそ女」と言ってておっかない。
クリエイティブな男子はモテるよ。しょうがないよ。

五反田に急ぐ。
ハカセさんを囲む会に行ってきた。おなじみのみなさんで安心した。たのしかった。

昨日おいしいビールを飲みに行ったんだけど、途中からよっぱらってしまってあんまりおぼえていない。29歳でこのあやうさ何……。朝起きて戦慄した。

イライラしててめっちゃ書きたいことがあるけどたぶんめっちゃ差し障りのあることしか書けないからがまんする。降りてこいリテラシー!

たぶんみんなそろそろ「よいお年を」なんて言い出すんだろう。さみしい。もう年内は会えないんですか。

iPhone5sに機種変更した。

昼に会ってみたかったひととちょっとした会食があるので、服装をはりきりそうになったが、いやいや、はりきってる感じが伝わるとはずかしいぞ、と悩んだ挙げ句、へんにカジュアルになってしまった。逆走。

駅ですごく脚のきれいな女の子を見かけて、見えなくなるまで目で追ってしまった。赤いタイツをはいていた。

神保町で飲んで、会社に戻って今日やってしまいたかったことをやっぱりやって、なう。終電に間に合ってうれしい。
今日ゆるやかに飲んでたのしかったな。アリなのかナシなのか、いけるのかいけないのか、白なのか黒なのか。そういうグレーな恋愛の話って、聞いてておもしろい。
恋の話がしたい。

終電を逃してこれからどうする?っていうふわっとしたひとときに名前をつけたい。吹いてた風が止んだみたいな、一瞬しんとなるような、ふしぎな緊張感がある。

朝から思いがけず大物に会って心臓が止まりそうになった。

今日のメモには「圧倒的センス」と書いてあった。
あたりまえなんだけどセンスのそばにいるだけでは全然だめだ。自分は自分で勝負しないと。
「無視できない小説」って「無視できないひと」が書くから無視できないんじゃないか。大事なのはだれが書くかなんだろう。

“あとはなんらかの悪魔の力が”

あの子に会いに中野へ向かう。天気がいい。
中野で飲んでる。なおさんが“自分の事ばかりで情けなくなるよ”をテーマにカクテルをオーダー。飲んで一言、「後悔の味がする……」。
わたしは「センス」でカクテルをオーダー。ダークラムのあまくてにがい味がする。
中野たのしかった。定食屋でごはん食べてカラオケでクリープハイプ歌って中野ブロードウェイ案内してもらってホームセンターをさまよっておいしいバーでごはん食べてベローチェでお茶した。フルコース!
ベローチェで、このところひとりでへこんでたことの正体が少し見えてきた。自分が何にへこんでいるのか、よくわかっていなかった。好きなひととの会話で自分を知ることってある。

センスはつくれる。センスのそばにいるのも大事なことで、それで磨かれるものでもある。
あなたの近くに行きたいんだ、とか。あなたに憶えておいてほしいんだ、とか。あなたのようになりたいんだ、とか。それでもいいじゃないか。

センスセンスうるさいなわたし。

ああもう!ほんとにいいって思ったものにしかいいって言わないよわたしは!好きなものにしか好きって言わない!(問いかけてきた自分に自分で答える)

地下鉄の中で、“僕は時代のものじゃなくて あなたのものになりたいんだ” っていう歌詞に涙しそうになる。星野源の「くだらないの中に」。

銀座松屋の屋上のスケートリンク「恋するアイス」に行ってきた。すべるのめっちゃこわかった。


今日は帝国劇場『JOHNNYS' 2020 WORLD』というものに連れていってもらう。ジャニーズの舞台初めてでドキドキ。
帝国劇場でみた「JOHNNYS' 2020 WORLD」が刺激的すぎて混乱している。あんなのみたことないよ!なんの脈絡もなく物語が展開されるし、物語の構造とかもつかめないし、考えてもなんにもわからない。おもしろかった。
わかったのは、“ショー マスト ゴー オン”ということ。
舞台に水があふれ、キャストが宙を舞い回転し、次々に切り替わっていく映像、光、巨大な舞台装置、目の前のものにびっくりし通しだった。大勢の男の子たちが歌って踊って演じていた。“ジュニアマンション”と呼ばれるセットの中では66人ものダンサーが踊っていて圧巻だった。

底冷え。

美容室帰りの友達に漫画を返してそのままいっしょにごはん食べてきた。すごい好きな髪型だったのですごい見てしまった。

ぜったいに手に入らないものほど、ほしくなる。ほしがってる状態が自分は好きなようだからちょうどいいのかもしれない。

センス!嫉妬の口あたり舌ざわり喉ごしを確かめるような日々だ。熱くて苦みがある。

好きなひとの好きなものをどんなに好きになっても、決してそのひとにはなれないってことをわたしはよく知っている。

朝まで飲んでしまった……。電車で帰っている。あたたかい。
早朝の帰り道ひとりになったら、自分の髪に煙草の匂いがついていることに気づいた。そうした瞬間にせつなくなる女もいるのだろう。

友達といっしょに住んでる、と公言していたことについて「うそついてたな」と言われたけど、少しもうそはついていない。「最高の友達といっしょに住んでるんです」と説明したら「なにその言い方きもちわるい、鳥肌立った」と笑われた。

原宿にてファミレス女史会に参加してきた。たのしかった。ほくほく。




二子玉川へ向かう。今日は友達とそのベイビーに会いに行く。
友達の赤ちゃんにはじめまして。ぷくぷくしててかわいかった。

脳天がしびれるような恋の話を聞かせてほしい。

このままどんどんふやけておもしろくない話ばかりしてしまいそうだ。

今日はワンデーコンタクトを半年分購入して、半年後はわたしどうしているんだろうかと妙に不安になったりしていた。

ほっそい男の子になって、チャラチャラしたい。
ほっそい男の子になって、女の子にモテまくりたい。


大晦日に初めて地元にいない。


***

漫画『あそびあい』/新田章を読んだ。帯に「いろんな人とHするのが悪いだなんて、誰が決めたんだろ?」とある。自分の欲望と快楽に正直すぎる女の子の話。しかも地味な普通っぽい子。こういう子、現実にもいるんだろうか……。いたら話してみたい。

漫画『潔く柔く』/いくえみ綾、13巻までいっきに読んだ。すっごくよかった。胸がどきどきしたり、きゅううっとしたり、した。

小説『デビクロくんの恋と魔法』/中村航を読んで、なんだかとてつもなくしあわせな気持ちになった。やさしくて温かいものにじわじわと包まれていくみたいな。デビクロ通信のことば一つひとつに心が動いた。
『デビクロくんの恋と魔法』には、わたしがいま住んでいる恵比寿も働いている竹橋も出てきて、そんな偶然にも、にやにやしてしまう。ミラクル!
好きなミュージシャンの新譜を初めて聴くときみたいに、好きな小説家の新作を読むときは、少し、緊張する。期待が大きすぎて。期待の大小は自分でコントロールできない。

“決断し、集中し、待ち、スイングする!それだけのこと。だけど恋は……恋は練習できない/デビクロ通信”(『デビクロくんの恋と魔法』)

“好きな人に告白したりとかそんなことは 当たり前にやらなきゃならない キスとかそういうことも、 さりげなくこなさなきゃならない 守れるものの総量は、とても限られているのだから/デビクロ通信”(『デビクロくんの恋と魔法』)

“そこはお前の戦場であって、家じゃない。GHQといっても、連合国軍総司令部じゃない。Go Home Quickly!帰るべき場所に直ちに帰るんだ!/デビクロ通信”(『デビクロくんの恋と魔法』)

漫画『めめんと森』/ふみふみこを読んだ。葬儀社でバイトする女の子と、その教育係の話。帯にあった「首をしめてください」「そこはふつうだきしめてって言うとこだろ」が気になって買ってしまった。

漫画『&』/おかざき真里の7巻を読んだ。感情がかきみだされるなあ。ふっきれたところいい。「ありがとう あんたがサイテーな男で本当によかった」にぐっときた。サイテーな男に恋するサイコーな女がわたしは大好きだよ。

漫画『うきわ』/野村宗弘の1巻を読んだ。友達以上、不倫未満。配偶者に不倫される者どうしの男女の恋の話。じめじめしてて、なんかこわいと思った。言いたいなら言えばいいのに。哀れなのってなんかずるい。

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